2016年8月26日(金)


どうやら「鹿児島ラーメン」というものには、定番の型が無いようなのです。勿論、豚骨ベースであっさり系のスープが多いようですが、麺や具材には店ごとの特徴があり、これこそが鹿児島のラーメンだと定義できる共通項が少ないのです。だから有名店を食べ比べても県性ではない店の個性が際立つ印象となるのでしょうか。
今回、地元の人に「鹿児島ラーメンといえば?」の質問に出した答えの一つがこちらでした。

【ざぼんラーメン】アミュプラザ鹿児島店






さて、事前に調べてみると、創業昭和20年のこちらのお店のラーメンは、器の底に旨みのタレが沈んでいて、これをよーくかき混ぜてから頂くスタイルだそうです。豚骨色のスープですが店内も全く匂いせず、味も極さっぱりしている。旨みタレのおかげでコクを感じるが、全体的に塩見が弱いからガツンとは来ない。麺はかんすいを使う黄色系の中太縮れ麺。去年食べたこちらとは正反対な感じ。ただ、刻みキャベツやヒゲを残したままのもやしなどのトッピングには共通点が認められます。ラーメンを食べる口は少なからずインパクトを求めていがちですが、こちらのラーメンには創業からの味を守り続ける方向からのインパクトを受けた感触でした。


PhotoScape(無料画像編集ソフト)で簡単にgifが作れます^^

お店は鹿児島中央駅隣接の商業ビル地下にあります。






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HDR(ハイダイナミックレンジ)写真は PENTAX MX-1のHDRモードで露出を落とし目にしながら撮影したものです。雲や原色が多いシーンに面白い効果が出る場合がありますね。